セルフホワイトニングの頻度としない方がいい時とは？

1. 自宅で可能なセルフホワイトニングの適切な頻度とは？

自宅で可能なセルフホワイトニングの適切な頻度はとくに決まっておらず、気になったタイミングでいつ行っても構いません。なぜなら、次の2つの理由があるからです。

1-1. ホワイトニング効果が高くない

自宅で可能なセルフホワイトニングアイテムには歯みがき粉やマウスウォッシュなどがありますが、そのホワイトニング効果はどれも歯科医院で使用されているものと比べるとあまり高くはありません。そのため、とくに頻度については定められておらず、歯の着色汚れが気になったタイミングならいつでも何度でも使用しても構わないのです。

1-2. 継続して使用すると効果が表れる

セルフホワイトニングアイテムは1回あたりの効果は決して高くありませんが、継続的に使用することによって効果を実感できるようになります。そのため、歯科医院でのホワイトニングのように決まった頻度ではなく、毎回の歯みがきに取り入れるなど頻繁にセルフホワイトニングを行うことが望ましいのです。

2. セルフホワイトニングサロンへ行く適切な頻度とは？

セルフホワイトニングには自宅でできる方法の他に、セルフホワイトニング専用のサロンに行く方法があります。このサロンではホワイトニングに最適なアイテムや設備が整っているだけでなく、スタッフが利用方法を丁寧に説明してくれます。ただし、歯科医院とは違って施術するのは自分自身なのが大きな特徴です。
このセルフホワイトニングサロンにおいてセルフホワイトニングを行う場合、適切な頻度は7日から10日に1回となります。その理由は次の2つなので、適切な頻度を守って利用するようにしましょう。

2-1. 高い効果が得られる

セルフホワイトニングサロンでは市販品よりもホワイトニング効果が非常に高いアイテムを使用するため、1回の施術でもワントーン歯が白くなったのを実感できることでしょう。このように高い効果が得られる分、もしも7日から10日に一回よりも多い頻度で施術すると歯にかかる負担が大きくなってしまいます。そのため、継続してホワイトニングを行って歯をより白くするためには、適切な頻度を守らなくてはなりません。

2-2. 継続して通いやすい

セルフホワイトニングサロンを利用する際にはわざわざその場所まで赴かなくてはなりませんが、7日から10日に1回の頻度なら継続して通いやすいのではないでしょうか。なお、7日から10日に1回の頻度で4～5回通って満足できる歯の白さにまで変わったら、その後は月1回の頻度で通うだけでその白さを維持できます。

3. セルフホワイトニングしない方がいいタイミングとは？

自宅で可能なセルフホワイトニングならいつでもして構わないのに対して、セルフホワイトニングサロンを利用するなら7日から10日に1回の頻度で行えばいいことが分かったところで、実はセルフホワイトニングをしない方がいいタイミングがあることをご存知でしょうか。セルフホワイトニングをしない方がいいタイミングは、次の2つです。健康に関わることなので、この機会に知っておきましょう。

3-1. 顎関節症になっている時

セルフホワイトニングをする際には口を大きく開けなくてはならないので、顎関節症になっている時はやめておきましょう。無理に行って症状を悪化させないように、顎関節症が完治してからセルフホワイトニングを再開することをおすすめします。

3-2. 妊娠している時

妊娠中は味覚や嗅覚が敏感になっていてセルフホワイトニングアイテムの味や匂いで気持ち悪くなったり、同じ姿勢を続けることによって体に負担をかけたりする可能性が高いので、セルフホワイトニングはやめておきましょう。体調が良くても母体やお腹の中にいる赤ちゃんへのリスクは避けた方がいいので、出産後に体調が落ち着くまで待つことをおすすめします。

4. まとめ